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術後食道炎

本日もまだ寒いが続きますが、
大雪の日本海側に比べれば、天国というところでしょう。
いずれにせよ、自分自身も含めて、
体調管理にはまだまだ気を使わないといけません。

アジアカップの日本優勝おめでとうございます。
土曜の夜遅くでしたが、最後まで見てました。
私の中では、MVPは長友選手です。
でも、彼の活躍は目立っていましたし、
ビッククラブも注目しているみたいですから、
今燻っている感じの本田選手がMVPだったのは、
日本の将来にとっていいことだと思います。
問題だらけの国内政治経済で嫌なニュースが多い中、
明るい話題で、楽しい気分にさせてくれました。

さて、今日は、術後食道炎の話です。
手術時に胃酸が食道へ逆流し、食道炎を起こすことがあります。
先日、とある資料を見ていたら、やはり一定の確率で食道炎は起こるようです。
麻酔下では、胃の筋肉が緩むことが原因なのですが、
ドクターであれば、誰でも知っている当然の事実です。
手術に伴うリスクのうちの一つで、完全に防ぐことは不可能です。

そのため、術前に絶食したり、胃酸の分泌を減らす薬の術前投与や
頭をやや上げながら手術をしています。
しかし、ここまでしても、100%確実ではありませんし、
緊急手術では、胃に食物がある状態で手術しないといけません。
私は、ほぼ全例で、胃酸分泌抑制の薬を投与して手術に望むのですが、
この薬が、逆流性術後食道炎にその程度効果があるかは分かっていません。
ただ、副作用がある薬ではありませんので、使用しています。
ただ先日のとある情報によると、胃の筋肉を収縮させる薬の前投与が、
逆流性食道炎に効果があると聞いたので、体にかかる負担のある薬ではありませんから、
今後は積極的に使用していくつもりです。
もちろん、胃酸分泌抑制と併用する必要があるでしょう。

逆流性食道炎は、手術後3日ぐらいで発生しますので、
3日目くらいから吐く場合は要注意と考えます。
もちろん、一過性であればいいですし、
麻酔の影響による腎不全・肝不全の可能性もあります。
どれだけの準備をして麻酔に望むのかは、
知って欲しいし、いっぱい語りたいところです。
鎮痛剤だって、マルチモーダルといって、かなりの種類使います。
ただ、もし私が麻酔について語ったら、
5~8時間は話を聞いてもらわないといけませんので、
なかなかそうはいかないですね(笑)。

今日はこの辺で失礼いたします。
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Author:くろねこdvm
トピア動物病院 院長 佐藤秀樹です。
専門は動物眼科で、眼科手術設備も整えています。
日々の出来事などを綴っています。

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